2010年12月25日

命の道具

 お店でスタッフが多くなり いろんな道具も多く必要になってきました
私も料理をする人なので、包丁を何種類も持ってましたが、ひげ厨房に皆が使えるように
置いてしまったり 若い後輩達にあげてしまい自分用の包丁が無くなって
いる事に最近気がつき、今回決意を固め包丁セットを買う事にしました。
 注文をして届いた包丁を見た時、使いたくて心躍る自分に「料理人なんだな」と思いました

私が調理師に成ったきっかけなんて 本当は「まだ就職したくない」と言う気持ちがあった時に
たまたま近くに調理師専門学校があって、そこに行こうと思った。
家が農家と言う事も一つ、こっちの本音も一つかも知れませんね
 学校を出て働き始めると給料の安い事、そんな中でも少しづつ自分の包丁をそろえて行き
10年以上かけて集めた今まで使っていたを包丁一本一本見ても全てに思い出がありますね

本当はそのまま使っていれば良いんですけどね、自分が先輩たちにして来て頂いた事は
受け継がれるんですよね、私にも後輩や部下が出来て包丁を譲る時がきたってことですね。

まだ自分が若い時なのですが ある時出会っちゃたんですよ!
心から惚れた包丁にそれがこれなんです


 若い時の自分はこの包丁を見たとき 自分が調理師であることが嬉しくなった
「こんなカッコイイ道具を使うことのできる仕事なんだ」
いつの日かこの包丁を自分の物にしよう 自分が年を取って料理をする事が
本当に一生の仕事になった時までこの包丁を楽しみにして行こうと思った

自分で商売を始めて最近やっと「この仕事で生きていけるかもしれない」と
薄々感じてきた、口ではこの仕事で生きていくと言ってる私も本当のところは
いつも不安で一杯ですからね本当に生きていけるかもしれないと 自然に感じた時は
嬉しかったですね
 
 惚れた包丁は目の前にある ここからは今までにも増して一生これで食べて行けるように
努力するために生きて行く気「満々」!
 私は「ひげじい」と「スタッフの皆」とこの「包丁」で伝説をつくります!!







   

Posted by ひげじい at 13:55Comments(0)キャプテンの独り言