2011年10月14日
「切る」と「引く」

皆さん「お刺身」好きですよね
ひげ家でも、お刺身定食や海鮮丼はやっぱり売れ筋メニューです
私もひげ家で働いている時は 刺身を盛ったりしてますが
昔、調理師学校を出たての私は、最初和食のお店にはいった頃なんて
魚にも触れなかった事を思い出しますね
ひたすら洗い物と大根のかつら剥きをしていた覚えがあります、しかも何かと
怒鳴られ色んな物が自分の所に向かって飛んできていましたね
そんな事からなのか 私 職人大嫌いです
でも我慢して続けているとやらしてむらえる日が来ます
ただでさえ出来ないのに そこに職人の目が光っていると余計出来ない
刺身って「切る」のではなく「引く」と言います 「刺身を引くといった具合ですね」
最初に その店で刺身を引かしてもらった時は、ドキドキと感動が混じった気持ちでしたね
目で盗むとは言え 熟練の職人が盛った刺身と 私が盛った刺身とでは差があり過ぎたのを
覚えています 盛っては怒られ 盛っては直されを繰り返す毎日いま思うと感謝してますが
とっても苦労しましたね
そんな苦労をしている私を知ってか 知らずか友達が私の前で
「刺身なんてただ切ってあるだけ」「どうせならもっと大きく切ればいいと」
行った時に 私は怒り飛びかかってましたね それだけ一生懸命やってたと言う事でしょうね
毎日早く起きて 包丁を研いでいたあの頃 の私はそんな中で充実していたような気がする
もう15年も前の話ですけどね
ただ切ればいいのではない ただ切るものだからこその技術がいる
切り方によって 盛り方によって味が違うのがお刺身です
人生も 生き方によって考え方によって大分変ってくる
刺身の盛り合わせは人生に似ていますね!!!!!!
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Posted by ひげじい at 17:58│Comments(0)
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