レストランひげじいの海賊船

　ある所に一人の男がいた


男は野心と希望に溢れてはいたが　先立つものはパチンコ屋にあると思い
パチンコ屋に行っては「此処には無い」と気が付かされていた
その男の口癖は「なんとかなるっしょ！」



男はお店を開業したかった、そして考えた
「どうすればまとまったお金が手に入るんだろう？」
そしてとりあえず　家の近くの銀行へ「お金貸して下さい」と普通に行った
（本当です）
するとその銀行の支店長がこれを書いて来いと沢山質問を紙に書いてくれた
けど、当時パソコンなんて到底使えない私は質問に対して自分なりに書いた
手書きの紙をみて　小学生が出す宿題位にしか見えず
「これじゃ絶対駄目じゃない？」と疑問に思って頭を抱えていました
その時の男のマイブームは「パイレーツオブカリビアン」


そんな時　ある人が私に救世主を紹介してくれた
今の会計士さんのボスで　男はボスに全てやりたい事をしゃべるとボスは
わかったと言いしばらく待つと「事業計画書」なるものを作って来て計画書を
もって　一緒に商工会と銀行に向かった　両方の担当とボスのやり取りに対して男は
「ハイ　ハイ」と首を縦に振っていただけ、ボスの話術と貫禄はすごかった。
　
男はボスに従い訳も分からないまま　言われた通りの行動をして
自分でぜんぜんお金を　出さずにお店を手に入れてしまった
（これも本当です）
男がボスに何でこんなによくしてくれるかと質問するとボスは
「君の未来に夢をみた」と言ってました、涙が出そうでした
男はその時本当の多くの人の温かさに触れた、逆に人の醜さにも多く触れた
その時男は３０歳


そして三年経ってまだやり続ける事が出来ている
その男は「平成のラッキー野郎」こと私プリンス横水です

最近好きな言葉は「僕の顔をお食べ」。





渚にある「豚さん食堂」店長の大田さんが書いてくれました
ナガブロで「今日のしめぎ」の絵を描いている方です
皆がリアル過ぎて「怖い」と言います。ありがとう大田店長


お知らせ～
只今、くろひげ調理スタッフ募集中！