2014年08月21日

魅力

 今回のブログは私の昔話
レストランひげじい諏訪店の準備も着々と作業を進めていくと脳裏にはいろんな事が
浮かんできて止まないんです それも昔の話、ここまで来る過程のいろんなことです。
魅力

 そもそもなぜ私は洋食をやっているのか・・・・・・
調理師専門学校をでて一番最初に働いた店は 割烹居酒屋みたいな厳しい職人が
集まっている所 勝手に日本人は和食だろと思い込み始めたはいいけど毎日が
苦痛な日々でした 古い日本を象徴するような職場 若者は早く行き、出汁をとることから始める
そうこうしていると先輩や親方が来る、すかさずお茶を入れ一日が始まる 出汁をとったら後は
つかいっぱしり!口癖のように「ハイ」「ハイ」を繰り返す 慣れない手つきで賄いを造り 駄目だしを聞く
皆の休憩時間に「桂向き」 刺身のつまを作るのに時間をいっぱい使う
 そして営業が始まり 基本皿洗い テーブルの下げ物 つかいっぱしり そうこうしてる間に
方付け 先輩方は先に帰る 気がつけば14時間立ってる 毎日毎日これが普通でした 
今では考えられないですね。

 誤解しないでほしいところは、その時の熱い情熱はその苦痛さえも大したことに思わせなかった
そんなことでも続けていると 手も早くなり桂向きもするすると剥け 抜けた先輩の後の場に入り
料理をさせてむら得るようになってくる。
 
 そしてある時 短い時間ながら休憩室のテレビを観ているとフランス料理のコックさんが出ていた
そのブラウン管の中にいる料理人は 長い帽子とエプロンをして綺麗な白いコックコートを着て
料理をしお客さんの前で話していました、カッコいいと思った。
 そして自分を見ると 汚い白衣によれよれの帽子と前掛けをして 穴の開きかけた長靴をはいて
大して広くも無い厨房に立っている。
 「あっちに行きたい」。
 そう思ってしまったのが二十歳の私でした。
 よくあるテレビの中に憧れ洋食の世界に入ったのでした ここがレストランひげじい物語の
始まりの瞬間でしょうね またそこからが甘くない話の始まりなのですけどね、その話はまた今度!

魅力
そこから18年たった今も 洋食というのは自分にとって魅力的なものですね
ひげじいの料理は自分の洋食に対する魅力を詰め込んだお店です。
 レストランひげじい諏訪店 山形村店で私が愛した洋食をどうぞ スタッフ一同お待ちしております!!




・ひげデリバリー

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