拝啓 洗浄機様
拝啓 洗浄機様いつもいつもひげじいとひげ家の鬼の様な数のお皿
を洗って頂きありがとうございます。
ひげじいとひげ家の中心にあり 他の厨房機器と違いあなただけ共用なので
昔と比べて負担も二倍以上、さぞお疲れでしょうが本当に貴方がいなかったらと思うと
「ぞっと」します
あなたは気が付いてるか判りませんが私にとっての「至福の時間」は
一番忙しい時間帯に皆が一生懸命料理をしているのを横目に「皿洗い人」
として貴方とたわむれてる時ですね
次々に帰ってくる お皿を貴方の中へ押し込んでいく時の感じといったらもう、
「もっと入れたい」と思わされます、それほど貴方の中は魅力的です
でも貴方の中から出てくるお皿たちはちょっと熱いです
これでは私も火傷をしてしまいそうですが 貴方の「熱い思い」だと思い
常に我慢をしている私です。
更にあなたはすぐ頭から 熱い湯気を出すので上に相棒のダクトさんが付いてますね
ひげ軍団の男たちは皆 貴方様の相棒のダクトさんの角に頭をぶつけて流血してます
最近やっと角に 発砲スチロールがつけられ皆頭をぶつけても大丈夫になりました
もっと早くやればよかったですよね。
この場を借りて貴方にひとつ文句を言うとしたら貴方は専用の洗剤を使いすぎで
その洗剤がいちいち値段高すぎです もうちょっと遠慮したほうがいいと思います
しかし貴方から出てくるお皿達はきれいになっています
今度、僕も入ってみようと思います。その時はどうかお手柔らかにお願いします。
フェローズ株式会社
代表取締役
横水貴幸
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